こんな話を聞いたことがある。
「苗字に方角を指す漢字(東西南北)が含まれている人とは相性がいい」
そう語っていたのは苗字に東西南北の一つが含まれている人。
仮にその人を「西さん」としよう。
その人は、東川さん、西田さん、南谷さん、北野さんらと相性がいいらしい。
学会に発表されたわけでもデータを取っているわけでも他の誰かが賛同してくれたわけでもない。あくまで感覚的なことであり、個人的なこと。科学的根拠は全くない。
それでも経験から得られた法則はあながち無意味だとは言い切れないのではないか。
皆さんの苗字にも何らかの法則性が隠されているかもしれない。
村上春樹氏の最新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読んでふとこの話を思い出した。