希望と絶望の間で


人はいつも希望と絶望の間で生きている。



希望の近くにいれば明るく、絶望の淵は暗い。



何かがうまくいくと希望の方へ、失敗で一つ、挫折で大きく絶望に向かって歩を進めることになる。



サッカー日本代表のコンフィデレーションズカップが終わった。



ブラジルに0:3、イタリアに3:4で連敗し、日本時間の今朝行われたメキシコ戦も1:2で負け、全敗、勝ち点0でワールドカップ前の大事な大会を終えることとなった。



ワールドカップ出場を世界最速で決め、アジア最強と謳われたザックジャパンには過度のスポットライトがあたっていたのかもしれない。



FIFAランキングではブラジル、イタリア、メキシコとも格上のチームにも拘わらず本田、香川、長友らを有する過去最強の日本代表なら何かをやってくれるのではないかという明る過ぎるほどの希望に日本中が包まれていたということ。



これは決して挫折ではない。



ましてや絶望でもない。



我々は常に希望と絶望の間で生きている。



起こった事実が我々を絶望の淵に突き落とすことはない。



我々が自ら望みを断たない限り未来は無限に広がっている。



ワールドカップまであと一年。



「個」の力を高めること。「チーム」としての力を伸ばすこと。



一年という時間は限られていたとしてもそこでできることは無限に広がる。



前を向き、希望の光を浴び、自分を信じてやるしかない!