自分<他人のため

ある一定の範囲を超えると、



自分のためにがんばるより、誰か他の人のためにがんばる方が力を発揮できる。



自分のためではなく、誰かのためにの方が良い結果を出せるようになる。



逆に言うと、



初めから誰かのためにと考える必要はない。



自分のために始め、必死になって取り組むことだけを考えればいい。



そのうち壁にぶつかり、悩み、苦しみ、試行錯誤を繰り返すことで悟る時が来る。



そして、乗り越えられる。



ある一定の範囲、レベルを超えるために必要な考え方なのかもしれない。



再び「自分のために」の方が力を持つ時が来る。



それを乗り越えるために今度は違う誰かのためにがんばるようになる。



その対象は、少しずつ変わっていき、やがて不特定多数になり、社会になり、人類になる。



「社会(ひと)のためになるような人になりなさい」



子供の頃、何度も何度も親から言われていたことにやっと追いついた。