悪意という動機

マスコミの餌食にされやすい人とそうでない人がいる。



その違いは何なのだろうと思っていたけれど、なんとなく答えらしきものに行き着いたような気がする。



悪意を持たれているか否かである。



対象には何らかのニュースバリューがあり、それが世間一般に伝えられるべき時にニュースやスクープになる。



特に内容がスキャンダラスな時は対象者が普段マスコミに対して取っている態度や関係性が大きく左右する。



対象者が悪意を持たれている場合と好意を持たれている場合では、仮にニュースの内容が同程度だった時に全く異なる扱いを受けるに違いない。



悪意を持たれている時は、悪意そのものが対象者の足を引っ張る(ニュースとして報道される)動機にすらなり得るのだ。(逆に好意を持たれていれば、「貸し」ということで報道されずに済むこともあるだろう)



翻って考えると、こうしたことは有名人だけとは限らないのではないか。



普通の人でも勤め先や住んでいる地域で同じようなことが起こり得ることに気づいた。



悪意という動機を持たれないような人間関係を普段から作ることを心掛けたい。