深化というもう一つの進化の形

ここ数日「進化」をサブテーマ(?)にいろんなことを考えている。

 

 
 
デジタル大辞泉によると進化はこう定義されている。
 
 
 生物が、周囲条件やそれ自身の内部の発達によって、長い間にしだいに変化し、種や属の段階を超えて新しい生物を生じるなどすること。一般に体制複雑化し機能分化していく。また、無機物から有機物への変化、低分子から高分子への変化などについても用い、拡張して星の一生宇宙始原についても用いられる。「恒星の―」「陸上生活に適するように―する」
 社会が、未分化状態から分化の方向に、未開社会から文明社会へと変化発展すること。
 事物進歩して、よりすぐれたものや複雑なものになること。「日々―するコンピューターソフト」⇔退化
 
 
「深化」も「進化」の一形態であると言っていいのではないか。
 
 
深化とは、単純に深めること。深くなること。
 
 
生物や社会や事物がより優れたもの、複雑化していく過程や形態の一つとして「深まること」があってもいい。
 
 
それはちょうど植物が種から芽を出し、茎を伸ばし、空に向けて成長していくと同時に地中でより深く根を伸ばしていくことと似ているかもしれない。
 
 
高いビルを建てようとすればするほど土台となる支柱はより深く埋められなければならない。
 
 
自分や自分が所属するチームや組織を進化させたいのであれば、同時に深化させることも考えなければならない。
 
 
そのために何をしているだろうか?