目というカメラ


写真を撮ることは嫌いな方じゃない。


iPhoneでサッと撮ることも多いし、一眼レフで撮ることもある。


日常の一コマを残したい、仕事やブログに使うため、旅行や子供の成長記録のため・・・


理由は様々だし、私に限ったことではなく多くの人の趣味だったり、SNSで簡単に情報共有するため多くの人の行動パターンになっている。


しかし、撮影する度に感じるのは写真を撮ることで安心して自分の目でその瞬間をちゃんと見ていないのではないかということ。


写真を撮ることで、記録に残すことで、再現性が確保されたという安心感で自分の目というシャッターを切っていないのではないかという懸念。


結局、自分の目では何も見ていず、記憶には残っていない。


いや、記憶に残っているシーンは写真で見たもの。


それならばテレビやネットで見ることとそう変わらない。


実体験を実体験たらしめるためには、


iPhoneも一眼レフカメラもいいけれど、自分の目というカメラをもっともっと活用しなければならないと思った。(記憶装置に多少問題があったとしても・・・笑  汗)