人間は間違いを犯す。
些細なミスから重大な問題、時には取り返しのつかない犯罪でさえも。
それを嘆いてはいけない。
人間だもの(相田みつを風に<笑>)。
だからこそ、工夫が要る。
システムが要る。
小さな個人的ミスも社会的な問題課題も「気をつける」だけでは何の解決にもならない。
必要なのはシステマティックに間違いを減らす取り組み。間違いが生まれないシステムを構築すること。
それをシステムとしてチェックするのが「オンブズマン」の役割だ。
オンブズマンとは、行政機関を外部から監視し、行政機関による国民の権利・利益の侵害に対する調査及び救済の勧告を図る公職。行政機関を監視する公的オンブズマンを指す。
オンブズマン制度の起源については、スウェーデンで1809年に制定された統治法典によるとするのが一般的。当時の国王グスタフ4世アドルフをクーデターによって追放した後、 議会制度と共に発足した。これは行政府が強い独立性をもっていたため、議会が行政府を監視する手段として設けたとされる。
「お上」を盲目的に信じたり、従っていては同じ過ちを繰り返すことになる。そこには進化も成長もない。何も変わらない。
「お上」に「おんぶに抱っこ」ではいつまで経っても独り立ちすることはできない。
「お上」を、社会を、自分が背負うくらいの気概がなければならない。
さあ、オンブズマンになろう。
我々自身の代表者をチェックしていこうではないか。