起き抜けに手に力が入らない件


子供たちが朝は手に力が入らないと話していて、ふと思い出した。


確かにそうだった。


いつの頃だろう、気にならなくなったのは。


大きくなって手に力が入るようになったからなのか、それともただ単に慣れてしまっただけなのか。


冬の寒い日の朝に手がかじかんでいるだけなのか。


今朝の自分はわからないことを究明してみたい気分になっている。


わからない安全弁を壊したくなっているみたいだ。


心なしか朝陽が眩しい。