自分の中にある箱


自分の中にある箱


自分の中に小さな箱があってそれは誰にも開けられない。


自分でも。


それが隠されているから。


護られているから。


誰もが持っているけれど、


それを開けると、


実は、


中には何も入っていない。


そんなことに気づくことがある。


何を隠そうとしていたのか。


何を護ろうとしていたのか。


ドアを開き、


壁を打ち壊し、


風を通せばいい。


そうすることで


新しい世界が広がる。