語彙にはパッシブなものとアクティブなものがある。
パッシブな語彙とは聞いたらわかる、知っている言葉。アクティブな語彙は知っているだけでなく自分が使える言葉。
英語をはじめとした外国語について話す時に使われることが多いけれど、日本語でも同じことが言える。
さもないと
かろうじて
とりわけ
とりもなおさず
さぞかし
わりと
みだりに・・・
こうした表現は読んだり聞いたりしたらもちろんわかるけれど、自分の語彙にはない。
それらを使えるようにするためにはただただ使うのみ。
使うことで使えるようになる。
上記のような表現以外でもテレビやネットや新聞でこれらの言葉をいつも目(耳)にしている
安全保障関連法案
TPP
第三者委員会・・・
その言葉たちも自分の口から出さなければ、自分の言葉(アクティブな語彙)にはなることはない。
「新しい語彙」を増やすためにはまずこうした言葉を音読してみよう。
少しずつ音に慣れてきたら、そこで改めて意味を調べたり、自分がどう思っているのかを考えればいい。
大事なことは新しい語彙を自分の言葉にするために何度も何度も声に出すことと言える。
参考)