奈良での2日目はバイキングの朝食に舌鼓を打ってから町へ繰り出した。
子どもたちが引き寄せられるように入っていったのは骨董品・・・というか、調度品というか、ガラクタというか、古〜いものが所狭しと置かれたお店。
「あ、パチパチはんや〜」
色んなお店に入っては色とりどりの商品に目を白黒させる。
ならまちを歩く。
「ならまち」・・・江戸時代の末頃から明治時代にかけての町家の面影を今に伝えるならまちは、落ち着いた風情を漂わせ、訪れた人に懐かしさを感じさせてくれます。行政地名としての奈良町という場所はありませんが、元興寺の旧境内を中心とした一帯を「ならまち」と呼んでいます。
このあたりは奈良時代の平城京の区画のうち東部に突き出た外京と呼ばれていた場所で、神社、仏閣の多いことも特徴の一つです。迷路のような小路を歩くと歴史の横顔に出逢える、そんな町です。
からくりおもちゃ館を発見!
昔ながらのおもちゃに驚くほど子どもたちの心は奪われっぱなし。
格子の家がとっても気に入った。
町家づくりの知恵
町家はいわゆる町人の住居としてつくられた民家で、個々の家には手を入れられた時期によって多少の違いはありますが、間口は狭く、奥行きが深いという共通の特徴があります。これは、かつて税金が間口の広さによってかけられたということのほか、町民らの「表通りに面したい」という願いをできるだけかなえるための知恵でもあります。
いつかこんな家に住んでみたいかも。
そして、元興寺(がんごうじ)へと。
あまりの勉強不足でお恥ずかしい限りだけれど、今日の今日までお寺の名前もこのお寺が国宝や世界遺産に指定されていることなどこれっぽっちも知らなかった。
子どもたちは敷地内にある5人の鬼を見つけるイベントに夢中。
遅めのお昼はトルティーヤのラッピング
に、つきたてのお餅!
よもぎ餅に餡が入っていて最高!
賑やかな通りを歩いて、車に戻る。
とにかく今日はよく歩いた。
のんびりゆったり町を歩くのもいい。
古い町並みに新しいモノがうまく溶け込んでいるならまちは最高だったけれど、視点さえ変えれば、普段暮らす町も十分に楽しめるのではないか。
そんな気がした。