世の中を照らす灯り


街を歩いていると目の前に工事車両が立ちはだかった。見上げると街灯の電球交換をしている。


交換をしている人、工事車両を運転している人、安全確認をしている人、パッと見ただけで3人が作業に当たっていた。


街中に数十メートルおきにある街灯。


その一つひとつの電球が切れる度に交換していたら莫大な費用がかかる。


家の電球を変えるのと違って簡単に交換できるものではないだけに、あくまで推測ではあるけれど、一定時期になったらまとめて換えるのではないか。(ネットで調べると安くて一回3万円かかるらしい。まとめると安くはなるのだろうけれど、電球交換にうん万円もかかるなんて驚き以外の何物でもない)


そう考えるとLEDの開発はどれほど多くの経費削減になったか計り知れない。(消費電力の少なさよりも寿命が伸びることで電球交換の人件費節約が圧倒的に大きいはず)


信号もそうだし、商業施設の照明機器も概ね同じ状況と言って差し支えない。


世の中を照らす灯りは至る所にある。


その灯りを途切らせることなく見守り続けている人々に静かに感謝したい。