長い目

 
 
長い目で見なければならない
 
 
そんな風に感じることがここ最近続いている。
 
 
一例を紹介しよう。
 
 
いつもの散髪屋さんに行くとあの人がいた。
 
 
愛想が良くて接客は完璧! でも肝心の散髪の技術力が追いついていない店員さん。(アンバランスになっていないか
 
 
その人が担当になった。
 
 
あちゃあと思いつつ、感じの良さの先にある不安を予期しながら実際に散髪が始まると意外や意外、去年とは格段に腕が上がっているではないか!
 
 
すっごく上手
 
 
というほどではないけれど、元気で丁寧な接客と技術のバランスが取れるようになっていて、一人前になってきたと感じられるほどに。
 
 
多少時間がかかったとしても確実に前進する人はいる。
 
 
第一印象はもちろん大事だし、短期で結果を出すことが求められる世知辛い現代社会に住んでいる我々だけれど、
 
 
少なくとも「人」に関しては「長い目」で見ることが大切だと改めて反省させられた出来事だった。
 
 
これからは心の中でごめんなさいという回数を減らしていきたい。