わからない雨



わからない状態の時にいくら詳しいを説明されてもわからない。山ほど指示を出されても無駄になる。


あたかも雨の日に傘を差さずにずぶ濡れになるかのように。


何かがわからなくなったら立ち止まって何がわからないのかを自問自答したい。


わからない状態をそのまま放っておくとわからないことがわからなくなる。


それが一番まずい状況。


心も頭もシャットダウンして茫然自失になる人もいれば、わかっていないことさえわからず能天気になる人もいる。


身の回りにいる誰かがそんな状態になっていたらぐっと腕を引っ張って止めてあげよう。


自分自身がわからない雨に降られたら


ずぶ濡れになる前にしばし雨宿りをしよう。