週刊文春のスクープが続いている。
社会が激震に揺れている。
雑誌社の努力があるのはもちろんだけれど、裏側にあるのはインターネット時代で個人が力を持ったからとは言えないか。
スクープ自体にネット社会の特性が反映されている面もあるけれど、それ以上に情報の拡散が恐るべきスピードと浸透度で行われたことが社会を大きく揺さぶった本当の理由だという気がする。
ネットを通して一人ひとりが情報発信することが当たり前になり、その威力が社会全体に広がっている。
良いことも悪いことも一瞬で世界中に拡散、伝達されていく。
その結果、
悪いことのできない、本来あるべき姿に近づきつつある・・・そう言えるような気がしている。
と同時に、
遊びのない、正論を振りかざす、窮屈な世界になりつつある・・・とも言えるのではないだろうか。
スクープの先にあるものに一抹の不安を感じるのは私だけだろうか・・・