財政の見直し中なり。
事業仕分けをして必要不必要な出費を厳しく審査し、財政のスリム化、固定経費の削減を行っている。
と言っても、国家や企業の話ではなく、我が家の家計の話。(もちろん国家や企業もシビアに行っているはずだし、そうでないと大問題だが)
そんな状況を見て子どもたちが心配し始めているらしい。
小学4年生の娘が珍しく心配そうに、ためらいがちに小声で尋ねる。
「パパぁ、うちって貧乏なの?」
びっくりして「どうしたの?」と尋ねると、
「お兄ちゃんと二人で話してるの。ご飯が食べられなくなったらどうしよう?ってとか、毎回クラッカーだけになったりしたらどうしよう?って」
笑いながら「大丈夫だよ。そんな心配しなくていいよ」と返すと、
「パパは働いて1日いくらもらってんの?」と。
なんて直接的な!と思いながらも
「ん〜 毎日いくらかはわかんないなあ。考えたことない」
と答えると、
「1週間で1000円くらい?」
「もうちょっとはもらってるかなあ・・・」
と言いつつ、微笑ましい気分になった。
週給1000円なら家族四人は暮らせないよなあと、娘の金銭感覚のなさにちょっと心配になった。