効率UPは仕事上の永遠のテーマの一つ。
事務作業や計画立案、実行、修正を客観的に冷静に見ながら効率を上げることは良い仕事をするために欠かせない。
そのために締切(デッドライン)を設定したり、作業時間を限定したり、すべきことを見える化したりする。
効率を高めることはスピードアップはもとより、仕事のクオリティも上がり、良いこと尽くめだ。
唯一の落とし穴は、効率性は人には求めてはいけないということ。
効率UPは何にでも効く処方箋のように思えるけれど、人に対しては逆効果にもなりうる。
なぜなら人は感情の生き物だから。
なぜなら人は自分のために時間を費やしてくれる人にありがたさを感じる生き物だから。
先日、職場でお世話になった先輩への退職プレゼントを探すためにショッピングモールに足を運んだ。
その人は何が欲しいだろうか? 何をもらったら喜ぶだろうか? 自分のカラーを出しつつその人がもらって嬉しいもの、使えるものは何か?
そんなことを考えながらしたショッピングは自分でも驚くほど楽しい時間になった。
人に時間をかける
誰かが自分のために時間をかけてくれること
そんなことを考えている時間は不思議なほど充実していた。
いいものを見つけられた。かな。
先輩が喜ぶ顔が今から楽しみだ。