「お休みはどうされてたんですか?」
かつて大先輩に尋ねた時に返ってきた言葉がこれ。
「お布団パラダイスでした」
パジャマのまま布団から一日出ることなく本を読んだり、映画を観たり、食べては寝、起きては食べ、何もしなかったと説明してくれた。
お布団パラダイス
その響きの柔らかさと可笑しさに惹かれつつもなかなかそうはできないのが日常。
それでも今日は近くの文房具屋さんに娘と妻とノートを買いに散歩がてら行った以外はのんびりできた。
いつかは青空のんびり広がる日に本当の布団パラダイスができる日を楽しみにしている。
できないことを祈りながら。