考えの筋道が通っている人の話はわかりやすい。
それに説得力がある。
逆に、言いたいことをたくさん羅列するような話し方は、情報量は多くとも浸透率は決して高くないし、ましてや人の心を動かすことは望めない。
その本質的な違いは、物語がそこにあるかどうかだという気がした。
我々はどこから来て、どこへ行くのか。
それが人類を最も魅了する問いであり、その答えが物語という形式を取るならば、物語こそ最強の伝達手段と言っていいはず。
考えの筋道を通すことは物語を語るということ。
我々はもっと物語を語ればいい。
語ろうではないか。