長野県塩尻で迎える夏休み旅行4日目は初めて青空の広がる朝となった。
最初に向かうは五一ワインで有名な林農園。
五一ワインは愛飲しているワインの一つで、塩尻にワイナリーがあるとわかった瞬間訪ねたいと思った場所。
泊まっていたホテルから車で僅か6分で着いた。
聖地を訪ねる気分でドキドキする。(ちょっと大袈裟?)
車の運転があるのでせっかくの試飲の機会は妻に譲り、子どもたちと一緒にブドウジュースで我慢するもこれまた本物のジュースに感動!!
その後、ワイナリーを見学させてもらう。
五一ワインの名前の由来が創業者の名前から取ったのだとわかり納得。
ワイナリーのベテランさんがガイド役をかって出てくれ、ブドウの品種から育て方、ワイナリーの歴史、この20年で温暖化の影響が深刻化していること(後30年もしたらみかん農家になってるかも)、ワイン作りの大変さとやりがいについて面白おかしく聞かせてくれて色々と勉強になった。
これはメルローという品種で日本では不可能と言われたものを五一じいさん(今の社長は3代目になるそう)が初めて成功させたのだとか。
ブドウの木の栽培方法も色々あるそうで上記のように四方に幹を伸ばせるやり方は日本的で、マニュアル化しやすく効率が良いそう。
下のように左右のみに幹を伸ばせるのは欧州風なのだとか。(最近の若い人はこのスタイルの方が多いそう)
そんなうんちくを楽しそうに、素人にわかりやすく語ってくれたおばさんに大感謝。あっりがとうございます!
最後に、これは「ネヘレスコール」と言って、古代エジプト時代からあって(古代エジプト遺跡にこの品種のブドウの絵が多く飾られているそう)今では観賞用が多く、どこでもいつでも栽培できるとのこと。
その後、一路国宝松本城を目指す。
ゲ! 120分待ち!?
松本城下の有名な二つの通りを家族で練り歩く。
お昼は信州そば!
シンプルながらなぜにこんなに美味しいのか?!
その後は、今回の旅行の最終目的地である中山道沿いの木曽路にある二つの宿場町を訪ねる。
最後に1216キロを走破してくれた愛車に感謝して帰路に着いた。