苦いものの味わい

 

ビールにゴーヤに銀杏(ギンナン)・・・

 

苦いものを大人はこぞって嗜好する。

 

「銀杏をどうして食べるのか全然わからない。あんなに苦いのに」

 

とは小学5年生の娘の弁だ。

 

近くのスーパーで見つけた銀杏一パック128円を買って家でビールのアテに食べていた時のこと。

 

人生は苦いもの

 

そのテーゼを大人は実体験するからこそ苦いものに人生の深い味わいを感じられるからではないか。

 

そんな気がした。

 

甘い夢ばかり見ている子どもたちにはわからない奥深い世界なのだ。