洗濯機のない生活

 

2月に引っ越してから洗濯機のない生活をしていた。

 

おかげで久方ぶりのコインランドリー体験は新鮮だった。(宇宙の真理 - おもしろきこともなき世をおもしろく宇宙の真理)

 

週一のペースで異なる曜日、異なる時間で使ってみての感想は意外にも利用者が多いということ。しかも若い世代、女性も利用していたことに少なからず驚いた。

 

声を掛けて「どうしてコインランドリーを使っているんですか」とはさすがに聞けず、推察の域を越えないけれど、乾燥機が要因ではないかと仮説を立ててみる。

 

洗濯しても干す場所がなかったり、人目を気にしないといけなかったり、プロ仕様の乾燥機で仕上がりが気に入ってたりもあるのかな、と。

 

格差社会と言われる底辺層の利用かとも思ったけれど、洗濯に一回200円か300円、洗剤に50円、柔軟剤は更に50円がかかる。乾燥機に至っては10分100円と決して安くはない。洗濯機を買って家で洗った方が遥かに経済的だ。

 

かと言って、コインランドリーでしか洗えないような大きなタオルケットや毛布を洗っている人は見かけなかったし、コインランドリーならではの靴を洗う機械や隣が銭湯という理由も説得力はない。

 

社交場になっている雰囲気もゼロ。そこで洗濯や乾燥が終わるのを待っている人たちは一様に下を向いてスマホをいじっている。

 

洗濯機のない生活は謎のある生活ばかりを連想させる。

 

いっそのことコインランドリー利用のマーケット調査結果を調べてみよう。

 

発見!

http://www.b-desse.jp/report/2237/

 

すごい時代である。