砂上の楼閣

 

基礎がしっかりしていない上には何も積み上がらない。

 

まずは基礎を固めて、離れて、いずれ自分なりの流儀を確立していく。

 

それを守破離と呼び、武道に留まらない上達の道であると書いた。(ログイン - はてな

 

基礎がなければその上には何も積み上がらず、砂上の楼閣であると。

 

それは一般論であり、普通に考えたら正しい。

 

しかし、誰も考えないことをすることに価値がある。

 

もし砂の上に爛々と輝く巨大な建物が聳え立っていたらどうだろう。

 

人が集まる場所になるのではないか。

 

我々は21世紀に生きていて、空中庭園だって建設できるのだ。

 

誰もやらないことこそ価値があり、世界を前に進ませる一手となる。

 

人と違うことに価値を見出せる社会にしていきたい。

 

砂上の楼閣がバベルの塔とならないことを祈りながら。