「日本製品は裏側の見えないところもきちんと作られている。それが他の国で作られた製品との違いであり、信頼性の源になっている」
そんな話を聞いた。
別の視点から考えると見えないところにお金や時間をかけるのはバカなだけという意見ももちろんある。
実際にそれがコスト増になり、料金に転嫁され、価格競争力を失ってしまったという見方もある。
それでも表面の見えるところだけを良くしても中身が伴わなければ見掛け倒しになるのは古今東西かわらず真実だ。
見えないところに気を配り、磨きをかけることで実のあるものになる。
本物になる。
品格が漂うものになる。
ヒトもモノも同じだ。
見えないところにどれだけエネルギーを注げるか。
それにかかっている。