去年の流行り言葉の一つが「忖度」(そんたく)だったことは記憶に新しい。
昨日のブログでしたいこととしなければならないことを両立させ、誰もが納得し、拍手喝采を送りたくなるような解決策を紡ぎ出す「サラリーマンの達人」がいると書いた。
上司と部下の間や派閥間で板挟みになることをぼやいたり愚痴ったりすることなく、
A案とB案のどちらかで迷ったならば、A'やB'を遠慮がちに、妥協的に出すのではなく、堂々とS(Super)案を提案すればいい。
それが「サラリーマンの達人」の極意であり、極上の喜びというもの。
学生時代から忌み嫌ってきた「サラリーマン」という言葉に価値と情愛を感じられ始めたのは歳のせいか、達人の域に少しは近づいた証なのか、
そのどちらでもなく、
人としての次元が上がったと信じたい。