淘汰の波が押し寄せている。
粛清の嵐が吹き荒れている。
インターネットという牽引車が轟音、爆音を上げて突き進んでいる情報社会は、個人にとって、社会にとって不要なモノ、非効率なコトをもの凄い勢いで洗い出し、炙り出している。
槍玉に上がる企業や個人は吊るし上げられ、叩かれ、あっという間に社会という舞台から降ろされる。
時折行き過ぎ、やり過ぎだと感じられることもあるけれど、淘汰の波の勢いはもう誰にも止められない。
それが理想の社会というゴールを目指しているのか、効率性だけが求められる自由のない管理社会を目指しているのか、
それは誰にもわからない。
わかっているのは淘汰の波に飲み込まれてはならないということだけだ。
麻薬の利用や反社会勢力との関係はもちろんのこと、セクハラもパワハラも権力の集中も特別背任罪も。