岩のように

 

事が大きければ大きいほど

岩のように

静かであれ

 

それは「風の谷のナウシカ」からの言葉。

 

病床についている村の長である父とナウシカとの会話だ。

 

ナウシカ

たいへんなのベジテ市が!!

 

ナウシカの父)

まて!!

そのざまはなんだ

ナウシカ

 

たとえどのような場合であれ

族長がそのように取り乱してどうするのだ

 

上に立つ者が

さわぎたてては民は不安をかきたてられて

いたずらに動揺するばかりだぞ

 

わしの身体はもはや石と同じだ

おまえが谷の運命を背負っているのだ

 

事が大きければ大きいほど

岩のように

静かであれ

 

大変な事、大事な事であればあるほど「岩のように」静かでいるようにしたい。

 

風の谷であってもビルの谷であっても。