昨日に引き続いてNHKの朝の連続テレビ小説「なつぞら」から引用したい。
・・・アニメーションにとって一番大事なものを最初から感覚としてわかっている人なんだよ。
それは何ですか?
命を吹き込むことだよ。
あのね、アニメーションっていうのはラテン語で魂を意味する「アニマ」っていう言葉から来てるんだ。動かないものに魂を与えて動かす。つまり命を与えるってことなんだ。
アニメーションって言葉は、そういう意味だったんですね。
どう動かせばどう見えるのか、どう感じてもらえるのか、本気で命を吹き込もうと思えば、悩まないアニメーターなんていないよ。
https://www.nhk.or.jp/natsuzora/
先月初めて「三鷹の森 ジブリの森美術館」を訪ねた時にはまだ「なつぞら」は見ていなかった。
http://norio373.hatenablog.com/entry/2019/05/12/235942
誘われるように、導かれるように、ここに来た。
我々は何かに命を吹き込んでいるだろうか。
それだけ悩んでいるだろうか。
美しい夢を護るためにも、
命を吹き込むためにも、
もっともっと悩めばいい。
そうやって魂を磨いている。