想いのぶつかり合い

 

ラグビーワールドカップ2019が幕を閉じた。

 

最後の試合は、日本を破った南アフリカと世界最強で大会3連覇を目指すニュージーランドを倒したイングランドの熱き戦いとなった。

 

勝戦に相応しい好ゲームは、32対12で南アフリカが大会3度目の優勝を勝ち取った。

 

にわかファンの一人になった理由は、これほど想いが伝わるスポーツに感銘を受けたから。

 

もちろん野球もサッカーもバレーボールも同じ球技で世界大会があって国を背負った熱き戦いがあるけれど、ラグビーは文字通り人と人とがぶつかり合う。

 

身体と身体、心と心のぶつかり合いがテレビの画面を通してこれほどまでも伝わってくるとは実際にゲームを見るまで知らなかった。

 

ルールも選手もゲームプランも何もわからず、見始めてもその心と身体のぶつかり合いの凄さにただただ圧倒され、引き込まれた。

 

そして、そこにテクニックと戦略とチームワークが加わる。

 

単なるスポーツや世界大会を楽しむだけではあまりにももったいない。

 

そこから学べること、伝えること、残していくことを胸に刻んで自分たちの戦いに活かしていきたい。

 

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6341428

 

ラグビー】興奮、感動…44日間の楕円球の祭典閉幕。WR会長「日本大会はラグビーの印象を劇的に変えた」
11/3(日) 13:53配信

 

日本中に感動と希望をもたらし、こんなすばらしいスポーツがあったのかと楽しませ、世界の多くの人々を熱くしたラグビーワールドカップ2019日本大会が終わった。台風により3試合を中止せざるを得なかったが、ボランティアを含めたすべての大会関係者、ファンの応援、そして選手・チームの奮闘などで盛り上がり、44日間の楕円球の祭典は無事に幕を閉じた。  今大会期間を通じての観客動員数は延べ170万4443人、1試合の平均観客数は3万7877人だった。  プール戦での最多観客動員は横浜国際総合競技場でおこなわれた日本対スコットランド戦の6万7666人。ノックアウトステージでの最多観客動員は、決勝、イングランド南アフリカ戦の7万103人で、これは同会場の歴代最多動員数を記録した。  チケットの販売数は、最終的に約185万3000枚を販売可能席とし、約184万枚(販売率は約99.3%:中止の3試合を含む)となった。 「ラグビーワールドカップ2019は、最高の大会のひとつであり、私たちが愛するラグビーに新たな観客をもたらしたという点で非常に画期的でした。全世界のラグビーファンを代表して、このようなすばらしく、謙虚で、歴史的なホスト国であった日本と日本人に、心の底から感謝したいと思います」  ワールドラグビーのビル・ボーモント会長が大会を総括した。  優勝した南アフリカ代表については、「傑出したラグビーを続け、ウェブ・エリス・カップを掲げるにふさわしいチーム」と称賛。アイルランド代表、スコットランド代表という強豪を破る快進撃で初のベスト8入りを果たした日本代表については、「日本代表の驚くべきパフォーマンスも、間違いなく大会の最も記憶に残る瞬間でした」と振り返る。  台風という非常に困難な災害に対する日本の対応については、「このすばらしい国の人々の回復力と復興への決意の表れであると感じます。我々は、この悲劇的な出来事の影響を受けた全ての人々について思い続けています」と語った。  そして最後にこう結ぶ。 「ラグビーワールドカップ2019が記憶に残る大会であるために、全力を尽くした全20チームと関係者の皆様に感謝したいと思います。日本大会はさまざまな意味で記録を破り、ラグビーの印象を劇的に変えたのです」  大会組織委員会の嶋津昭事務総長は、「数々の熱戦、名勝負は、世界中から注目を集め、日本中を夢中にさせました。ラグビーワールドカップ2019日本大会は、多くの人にとって永く記憶されるであろう、すばらしい大会となりました。この大会を本当に特別なものにしていただいた全ての選手、海外そして日本のファンの皆様にあらためて感謝を申し上げます」とコメントした。  今大会の盛り上がりは、ラグビーのゲームの魅力とともに、選手の振る舞いなど、ラグビーの持つ「品位」「情熱」「結束」「規律」「尊重」という5つの価値が日本人の心に響いたのではないかと嶋津氏は見る。 「この大会が多くの日本人、アジアの人々にとってラグビーへの理解や関心を深めることにつながり、今後の世界的なラグビーの普及発展に結びつきますことをお祈りいたします。私ども組織委員会は、2023年フランス大会の組織委員会に向けて、しっかりとバトンをつないでまいります」