杞憂に終わる

 

知り合いから「コロナにかかったかも」と連絡を受けたのは先週木曜日だった。

 

その知り合いは先週日曜日に友人と二人で外食をし、水曜日の晩に37.4度の発熱があり、木曜日の朝には39.2度まで上がったという。

 

外食を一緒にしたという友人もほぼ同じタイミングで同じ症状が出たと聞き、コロナ感染を疑わざるを得ず、PCR検査を受けることになった。

 

近場で検査が受けられるところをあちらこちら探し回り、金曜日の夕方に保険適用外ではあるものの受けることができた。

 

その検査結果が今日の午後に出ると聞いて戦々恐々としていた。

 

その知り合いから4時過ぎに電話があって急いで取ると、その第一声は、

 

「陽性でした」

 

一瞬の間を置いてその人が続けた言葉は「よかったです。本当によかったぁ」

 

「??? 良かったぁ?」

 

「あ、ごめんなさい、陰性です。」

 

「そこを間違えてどうするん?!」

 

喜びと共に突っ込みを入れた自分の声も嬉しさに満ちていた。

 

今回は杞憂に終わったけれど、改めてコロナにかかることの恐ろしさを身近に感じることとなった。

 

改めて感染対策をしっかりしなきゃ。