不注意の代償

 

警察に捕まった。

 

車を運転していたら自転車の警察官に突然呼び止められた。

 

路肩に車を寄せ、近づいてくる警官に窓を開け、「どうかしましたか?」と尋ねる。全く心当たりがなかったから。

 

すると、「今、信号無視しましたよね?」

 

反射的に「は? どこでですか?」と返す。

 

「左折されましたよね?」

 

「え、え、ちょっと待って下さい。どこの話をされているのですか? どこの信号でしょうか?」

 

「そこの信号機が赤で直進サインしか出てなかったのに左折をされましたよね」

 

何度かのやり取りをしてようやく理解した。

 

自分では青信号と思って左折したもののどうやら直進サインしか出てなかった模様。全く気づかなかった。

 

その後もナンバープレートも免許証も関西で住所変更はされているものの東京での運転が少ないこともわかってか警察官の方がすみませんばかりを繰り返す。

 

かと言って見過ごすわけにはいかない。ということで違反チケットを切られた。

 

二点減点で9000円の罰金。

 

ふぅ。

 

もっと高い罰金を覚悟しただけに少し安心したものの不注意の代償は決して安くはない。

 

家に戻って一部始終を妻に話すと怒られるかと思いきや「よかったじゃない」と。

 

「人身事故にならなかったんだし、大きな事故になる前に注意しろってことじゃない?それくらいで済んでよかったんだよ」

 

確かにその通りかもしれない。

 

不注意の代償は安く済んだのかもしれない。

 

尚一層の安全運転を心掛けよう。

 

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