池江璃花子になる

 

池江璃花子が凄い。

 

言うまでもなく、日本を代表する競泳選手であり、白血病を患うも奇跡の復活を遂げた。

 

https://www.google.co.jp/amp/s/www.jiji.com/amp/article%3fk=2021041400445&g=spo

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池江璃花子、挑む「使命」 驚異的回復、代表に刺激―リレーメンバーで東京五輪
2021年04月14日10時51分

競泳日本選手権女子50メートル自由形で優勝し、4冠達成を喜ぶ池江璃花子=10日、東京アクアティクスセンター

 白血病を乗り越えた池江璃花子(20)=ルネサンス=が、驚異的な復活劇で東京五輪代表に入った。退院から約1年4カ月で選考会に間に合わせ、再び日本のトップに。その姿は競泳にとどまらず、多くのアスリートに刺激を与えた。
 昨年7月、東京・国立競技場で行われた1年前イベント。聖火のともったランタンを手にした池江は、困難を克服した選手として世界にメッセージを発信した。「1年後、五輪やパラリンピックができる世界になっていたらどんなにすてきだろう」。翌月に競技会に出場。泳ぐたびにタイムを更新し、代表選手として大舞台に臨むまでに回復した。
 復帰当初から2024年パリ五輪を最大の目標と定めてきた。日々体調や練習に向き合ってきた結果が、先の日本選手権での4冠達成。個人種目の派遣標準記録には届かなかったが、本人の想定以上のタイムでリレーの代表権を得た。一度は諦めた地元東京での大会。「決まったからにはしっかり、自分の使命を果たさなければいけない」と言い切る。
 新種目の混合400メートルメドレーリレーでともに泳ぐことになる男子背泳ぎのベテラン、入江陵介イトマン東進)が言った。「璃花子の泳ぎを見て、一人間として勇気づけられた。スポーツの力ってこういうことなんだと気付いた」
 コロナ禍で万人から歓迎される五輪ではないと感じ、不安な心境を明かす選手も多い。参加者への制限も多くなるだろう。そんな苦しい状況だからこそ、池江の出場はプラスの影響をもたらしている。「本番でもタイムを上げられるような練習をしていきたい」。夏にもう一度、見る者の魂を揺さぶるような泳ぎが見られるはずだ。(2021/04/14-10:51)

 

 

https://www.jprime.jp/articles/-/20573?display=b&_gl=1*1eyiuyr*_ga*ODRmV1ZhY1NkZk9mZ0lDNzNURzJMM2tNYkZvbWZtTWU2UzJTNmJ3QTdMcDJzZ2RMenRHdFZQLU1yemM1RnVTZQ..

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池江璃花子選手、東京五輪出場の“快進撃”に祖母感涙「あの子はよく頑張った」 スポーツ池江璃花子東京五輪水泳がん復帰 週刊女性2021年4月27日号 2021/4/13 暗雲立ち込める東京五輪に吉報が舞い込んだ。競泳選手の池江璃花子が、東京五輪代表選考会を兼ねる日本選手権に出場し、2種目で優勝。400メートルメドレーリレーと400メートルリレーの日本代表に内定した。 「4月4日の100メートルバタフライでの優勝後のインタビューで“努力は必ず報われるんだなというふうに思いました”と語っていました。日本選手権に出場するのは3年ぶり。まさに奇跡です」(スポーツ紙記者) 10代から日本を代表する選手として活躍した彼女を、病魔が襲ったのは突然だった。 「2019年の2月、オーストラリアで合宿を行っていたところ、体調不良で緊急帰国。その後の検査で、急性リンパ性白血病と診断されました。当時は、五輪どころか命に関わる事態といわれていましたね」(同・スポーツ紙記者)  抗がん剤や造血幹細胞移植といった治療を受け、2019年12月に退院。その直後のコメントでは「2024年のパリ五輪を目指す」と語るなど、長い闘病生活が始まるのかと思いきや、約1年半後となる今、彼女は東京五輪の代表選手に内定した。 医師も驚く池江選手の復活劇  これまで多くの白血病患者を担当してきた江戸川病院腫瘍血液内科部長の明星智洋医師も、驚異的な復活に驚きを隠せない。 「急性リンパ性白血病は同種移植をしない場合、通常2年間治療することが多いのですが、池江さんの場合、年齢的に若いことと、いいドナーが見つかったため、早めの同種移植を行ったのかもしれません。ただ、臓器にできたがんのように切除して終わりというものではなく、治療は長丁場になるんです」  治療の副作用も重くのしかかる。 「通常、同種移植といった他人の造血幹細胞の移植を行うと、移植片対宿主病という免疫反応が出てしまい、内臓の機能が低下します。さらに副作用で筋力や免疫力も落ち、その状態が最短でも半年近く続きます」(明星医師)  治療後も油断はできない。 「一般的に、成人の急性リンパ性白血病の5年生存率は30~40%。治療を終えても元どおりの生活ができるとは限りません。寛解状態になっても再発する可能性も抱えています。そのため、治療後も最低5年間は経過を見ますので、彼女は今でも定期的に病院に通っていると思われます。  そのような中でトレーニングを積んで大会に臨み、復帰を遂げたのですから奇跡の復活といえます」(明星医師)

 

白血病が超一流の選手の健康を蝕んだのと同じようにコロナ禍は多くの業界や企業、個人を蝕んでいる。

 

生き残ることを考えるのが普通であろう。

 

まずは体力を取り戻そうとするのが普通であろう。

 

しかし、

 

設定するゴールが完全復活であり、オリンピック出場であり、更なる進化だとすればどうだろう。

 

不可能を可能にするのは、自分を信じる力と不屈の闘志、そして、それを実行し続ける根性なのだ。

 

池江璃花子になりたい。

 

池江璃花子になる。