職場でのこと。
ある書類にコンマの打ち間違いが複数箇所あり、修正を依頼した。
修正後にも1箇所ミスが残ったまま戻ってきた。
小さなことではあるし、プライベートでは全く気にしないレベルであってもここは仕事場。心を鬼にして突き返した。
経営の神様と称されることもある稲盛和夫氏の言葉を思い出す。
いかなるときでも「やり直し」は絶対にきかないと考え、日ごろから「有意注意」を心がけ、一つのミスも許されない、そんな「完璧主義」を貫いてこそ、仕事の上達があり、人間的な成長もあるのです。
こんな言葉も。
人間は誰しも完璧ではありえず、ときに間違いを引き起こしてしまいます。しかし、そのたびに素直に「反省」し、再び同じ誤りをしないように懸命に努めていく、その日々の繰り返しが、少しずつ人間性を高めてくれるのではないでしょうか。