目の前を救急車が行く。
サイレンが鳴り響き、救急車が近づくのがわかったから歩くのをやめて横断歩道の前で止まった。
一方で車道を走る車たちはどこ吹く風で次々と走り去って行く。そのために救急車が交差点で立ち往生し、徐行運転を余儀なくされている。
そんな姿光景を目の当たりにして溜息が漏れる。
救急車が一分一秒を争っているのは他ならぬ我々市民のため。
交差点で立ち往生しなかったら助かる命があるかもしれない。
その命は自分や家族である可能性だってある。
救急車を止めない
緊急車両のサイレンが聞こえてきたら運転中なら側道に停めたい。
停めよう。