昨夜のテレビ朝日の報道ステーションで「熱い男」松岡修造が躍動していた。
高校野球の強豪、鹿児島実業高校には男子新体操部があって全国大会の常連校。その演技は「コミカル」が持ち味で観客を楽しませる動きは必ずしも競技としての採点項目にカウントされない動きも多く、大会では毎回参加校の中でも最下位周辺が常連なのだという。
それにも拘らず20年以上も観客を楽しませる「コミカル」を今年捨てる決意をした。
理由はコロナである。
無観客で行われる大会にコミカルで臨む意義は何なのか?
自問自答した部員たちが出した答えは、コミカルを封印し、上位ランクに入ることでインパクトを残すこと。
それまで最下位周辺をうろうろしていたチームが方針転換をし、上位に食い込むガチ演技に切り替えるのは容易いことではない。
決意を固めても実行は至難の業であり、6人の演者が揃って行う高難度の技はなおさらだ。
血の滲むような努力を重ね、8月14日に行われた全国大会では見事に3位入賞!
6人の息がぴったり揃った華麗なる演技に心が震えた。
松岡修造が熱く語る。
僕は彼らが伝統を捨てるのはどうかという気持ちがどうしてもあったのですが、彼らは伝統を捨てたのではなく、元から観客の心を動かす演技をしてきたことに気づかされました。
鹿児島実業高等学校男子新体操部の皆さんの切り替える勇気とそれをやり切る執念に心が震えた。
大感謝!
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a40c78f86c035294255fb1fcd3f98efb27cc226