人の成長と成熟を図る指標の一つに、
その人の関心がどこに向いているのか
がある。
若い頃は誰もが遊びや恋愛、将来のこと、自分のことにしか興味がない。向かわない。(大人になってもそういう人は少なくないけれど)
興味はやがて自分のことから家族のこと、友達のこと、学校のこと、会社のこと、というように外側に向かっていく。
結婚し、子供ができると一旦身の回りのことに囚われることにはなるけれど、一個人としての成長、成熟が続けば、興味、関心は確実に外側に向けて広がっていく。
それは社会に広がり、
世界に広がる。
そして、
関心の範囲が広がると同時にその境界線が少しずつ曖昧になっていく。
やがて自分と一体化していき、
他人事が自分事になっていく。
それが成熟の証明。
自分の興味、関心がどこに向いているのか、
もう一度自分に問いかけてみたい。