2013-01-01から1年間の記事一覧

2013年を表す漢字一字

今日は2013年最後の日。 ここ3年恒例行事になっている今年を表す漢字一字を考えたい。 今年1年を振り返って頭の中に浮かんできた文字はこの字。 「乱」 去年の一字には「序」を選び、新しい年は巳年であり、 "heavy"な1年になりそうとの予感を残した…

その日に備えて ー地上最後の日ー

2013年もいよいよあと明日一日を残すのみとなった。 今年の月一企画「その日に備えて」も最終回を迎える。 前半は国家的、地球規模のクライシスをテーマに「その日」を、後半は個人的なリスクを想定し、現実に取るべき具体的な行動を身近に考えた。 最終…

小説家の頭の中

小説家の頭の中はどうなっているのだろう。そんな風に感じることがある。特に、東野圭吾氏、宮部みゆき氏、佐伯康英氏など多筆家の小説を読んでいると物語から抜け出てそんなことを考えている時がある。宇宙が頭の中にあるのではないか。それでも一つひとつ…

大きなものを動かす

大きなものは動かすのに時間がかかる。 何とはなしにそう思いこんでいた自分がいた。 それが単なる思い込みであることに同僚の言葉で気づかされた。 大きなものを動かすためにはてこの原理を利用するのが一つ。(外部から力を加える場合) 内部から動かす時…

苦闘から楽闘へ

「人生は苦闘の連続だが、もし苦闘しなければ、私たちは本来の強さを発揮することができなくなる。」 アレクサンダー・ロックハート著の「自分を磨く方法」からの文章である。(26 苦闘を大切にする) 自分を磨く方法 作者: アレクサンダー・ロックハート,…

分数の割り算

分数の割り算がすんなりできた子はその後の人生もすんなり行くらしい。 ジブリの巨匠、高畑勲監督の「おもひでぽろぽろ」からの台詞である。 主人公のタエ子が小学校5年生の自分を思い出してトシオに語るシーンより。 「分子と分母をひっくり返してかける…

足跡の深さ

英語の詩を紹介したい。 Footprints in the Sand One night I dreamed I was walking along the beach with the Lord. Many scenes from my life flashed across the sky. In each scene I noticed footprints in the sand. Sometimes there were two sets o…

ギアを上げる

仕事のスピードを上げたいと再び思うようになった。 仕事量が増え、勤務時間が長くなり、それでも処理しきれないことが出てきたことがストレスになり始めたから。 仕事のクオリティを高めつつスピードを速めるためにギアを上げる。 そのために最初にすること…

鬼の城

鬼の城に行ってきた。その名も「鬼ノ城」(きのじょう)。 紀元7世紀頃現岡山県総社市に作られた古代山城で日本最古の城の一つとのこと。日本100名城にも選定されている。日本書紀などの文献のどこにも記載がなく、築城主も大和朝廷が有力視されている…

全体として完璧

日本人には完璧主義者が多い。 あくまで仮説に過ぎないけれど、剣道、柔道、書道、華道、茶道のように「道」という観念を様々なものに当て嵌め、それを極めることに時間とエネルギーをかけてきた。それはやがて美徳となり、習慣となり、文化となった。道を極…

視覚派 VS 聴覚派

昨日のブログでこう書いた。 世の中には絵、画など目で形を捉えることが得意な人と音を耳で捉えることに長けている人がいるのではないか。(声に惹かれる理由) 目で情報を捉えるのが得意な人を「視覚派」、耳がいい人を「聴覚派」とすると筆者は後者に部類…

声に惹かれる理由

先日来「声」をテーマにブログを書いている。 無表情な声 いい声を出す 最高の声を出す秘訣 改めて考えるといい声に惹かれる自分がいたから。 男女問わずいい声を持つ人はいて、ルックスとは別次元で強い魅力を放っている。 ふとあることに思い当たる。 世の…

最高の声を出す秘訣

一昨日のブログで「いい声を出す」ことの大切さを考えた。 いい声を、自分が出せる最高の声を出す方法について今日は改めて考えてみたい。 全てのことに通ずるけれど、 一番最初にすべきことは、 自ら最高の声を出すんだという意思を持つこと。 その前提条件…

サンタのジレンマ

小学4年生の息子が友達からサンタクロースの話を聞いてきて、「95%サンタさんはいない!去年も一昨年も欲しいって言ってたものくれなかったし、今年も違うものが来たら絶対いないってことの証明!」そう言って怒っている。どうやら今年は「かっこいい戦…

いい声を出す

いい声を出すことが大事。 自分に出せる最高の声を出すよう心掛けよう。 ある著名な先生の講演会に参加して印象に残った言葉である。 いい声を出すためにはお腹から声を出すことが大切。 口先や喉元から音を出すのではなく、腹式呼吸でゆったりと太く長い息…

無表情な声

「無表情な声」 そう感じることがある。 例えば、 留守番電話の声。 かけてくる人全員を対象にしていることで逆に誰にも語りかけておらず、当然声に表情が乗らない。 いらっしゃいませ! も同じ。 誰彼構わず放たれるウェルカムの言葉は単なる音でしかなく…

全ては今ここから

全ては今ここから始まる。例えば、何かを思いついて行動に移そうとする。何かに対して後悔することもある。それでも何かをしようと思えば、全ては今から、ここから始めるしかない。これまでに何が起こったとしても、何も起こらなかったとしても、それらは全…

東の京都散策

子供=大人

子供には短所を指摘するより長所を多く語る方がよい。(長所>短所 - おもしろきこともなき世をおもしろく)誰かに受け入れられる場所、安心できる場所、愛されることが子供には必要。(心の基地 - おもしろきこともなき世をおもしろく) ここ数日、子供の…

心の基地 

子育てについてここ数日書いてきた。 これまでにも何度か頭を過ったけれど、それほど取り上げなかった分、取り止めもないほど話題が次々に出てきて自分でも驚くほど。 昨日のブログでは子供が大好きな秘密基地について書いた。(秘密基地の秘密)その前は短…

秘密基地の秘密

「秘密基地を作ってるんだ」 何が秘密なのかはよくわからないけれど、とかく子供は「秘密基地」が好きである。 そういう筆者も子供の頃、至る所に作ったし、大人気漫画で実写映画も大ヒットした「21世紀少年」でも秘密基地が象徴的に扱われていた。 家の…

かかるのは

子育てにおいて手がかかることは当たり前。それを楽しむ心掛けが大切。 そんな風に昨日のブログを締め括った。(つがつく間 - おもしろきこともなき世をおもしろく) 「手がかかるうちはまだいいよ。手がかからなくなったと思ったら、今度はお金がかかるよう…

つがつく間

昨日のブログで子育てのポイントは短所よりも長所を重要視すべきであると述べた。(長所>短所) だからと言って、短所が目につかないわけではないし、むしろ短所ばかりが気になってしまうのも悲しいけれど現実。(なんて自分は小さいんだろ <苦笑>) 大…

長所>短所

子育てのポイントは「長所>短所」という記事を読んだ。 実は、一昨日の「片付けられない理由」で紹介した記事の続きである。 今日も勝手ながら抜粋掲載させていただこう。 http://wooris.jp/archives/summary/56996 <「片付けられない理由」で抜粋した記事…

遺伝子の仕事

遺伝子がちゃんと働いていると感じざるを得ない。自分の子供を見ていると、いいところも悪いところも、似て欲しいところも似て欲しくないところも、自分に、妻に、時には、おじいちゃんに、おばあちゃんに、おじさんに、おばさんに・・・そっくりだと思う。…

片付けられない理由

おもちゃをきちんと片付けられない子供の方が精神的には健康的だという記事を見つけた。安心した。http://wooris.jp/archives/56996(いつか記事が削除されてもいいように以下勝手に転載させていただく。お許しあれ)おもちゃをきちんと片付けてから遊ぶ子と…

人生の復習

子育ては人生の復習だとよく感じる。 自分の子供を見ていると、いいところも悪いところもよく似ていて時々自分の子供の頃を思い出す。 押し入れに籠って洞窟ごっこ きょうだいげんか マンガを読みふけって宿題を忘れる 夜暗くなるまで帰ってこない 親にあれ…

回答のおかしさ

9歳になる長男の算数のテスト結果が返ってきた。 「整理のしかた ③」というテストで大袈裟に言うと、統計学やデータマイニング、ビッグデータ解析やマーケティング分析に繋がる入口。 そのそそっかしさは完全に父親譲り。 返ってきたテストはあまりにケア…

感情量の多寡

人が持っている感情量には多い少ないがあるらしい。 それを初めて意識したのは司馬遼太郎の「翔ぶが如く」だったか。西郷隆盛は生来感情量が多く、感激屋としてもよく知られていたという。 感情量が豊かであるということは単純に情緒豊か、センシティブ(=…

枠にはまるな。

自分の限界を、自分で決めていないか。過去の常識にしばられていないか。本来、人間は自由な存在だ。自由であるはずの人間が、自ら自由を手放してどうする。しょせん限界も常識も過去のもの。自由な創造を邪魔する過去など、忘れてしまおう。新しい知恵で困…