子育ては人生の復習だとよく感じる。
自分の子供を見ていると、いいところも悪いところもよく似ていて時々自分の子供の頃を思い出す。
押し入れに籠って洞窟ごっこ
きょうだいげんか
マンガを読みふけって宿題を忘れる
夜暗くなるまで帰ってこない
親にあれしろこれしろと言われるのが嫌
友達とケンカしてもすぐに仲直りする・・・
これらは多分自分や自分の子供だけでなく、多くの子供に共通すること。
それでも大人になると自分の子供の頃を振り返ることはなかなかないし、ましてや独り身だとそれを追体験することは・・・まずない。
子供の行動や仕草、表情を見ていると時々フラッシュバックのように自分が子供の頃に見たこと、聞いたこと、触ったこと、感じたことが思い出される。
その時の情景が頭の中に広がり、懐かしい気分にどっぷりと浸る。
時間が許す限り、目を瞑り、
あの時代に還る。
と言っても、
あの頃の子供の自分に戻るのではなく、今の自分の姿のまま。
その時の友達や兄弟や父や母がいて、子供の自分だけではなく、その人たちのことも客観的に見られるようになっている。
幼い頃にはわからなかったことがわかるような気になる。
まるで自分の人生の復習をしているようだ。