2011-01-01から1年間の記事一覧

2011年を表す漢字一字

東日本大震災が起こった今年、日本漢字能力検定協会が選んだ漢字一字は「絆」だった。 自分にとっての2011年を表す漢字一字には、 「しん」 と読む漢字を選びたい。 「しん」と言っても「震」ではない。(大地震があり、余震が続き、放射能汚染に震え、…

サンタクロースの正体

友人に小学校六年生になる娘がいる。 親の教育がよいのか、遊び心が多過ぎるのか、今もサンタクロースの存在を信じている。 ある日のこと。 クラスメイトの山本君が誰からかサンタクロースの正体はお父さんなんだと聞かされ、ショックを受ける。 山本君は真…

無理無理権現

無理無理権現(むりむりごんげん) とは車中での遊び。 「そんなの無理無理!」 と言われるような状況を考えて発表する。 例えば、 「お風呂の水を全部飲み干して」 「そんなの無理無理!」 周りの人が声を合わせる。 ロングドライブ中に思いついた我が家オ…

理想の自分

「理想の自分」について考えみたことがあるだろうか。 憧れの人、全く別人になることではない。 自分の中にある「理想の自分」だ。 プロフェッショナル 仕事の流儀の主題歌、スガシカオのProgressという曲にこんな歌詞がある。 「ずっと探していた理想の自分…

他人のせい

他人のせい にしている限り何も解決はしない。 知らず知らずのうちに「他人のせい」にしていることは意外と多い。 仕事上はもちろんのこと、家庭や恋人との関係もしかり。 問題が自分の側にある、少なくとも自分で働きかける何かがあるというスタンスで物事…

残らない寒さ

寒波到来中 電車の背中に積もっていた雪が朝日を浴びて溶け始めている。滴り落ちる水滴が光を反射してキラキラしている。 毎年冬が巡ってくる度に思うことがある。 「冬ってこんなに寒かったっけ?」 夏場はどれほど薄着ができるか、体温を下げるかに苦心する…

穴を掘り続ける

我々は日々穴を掘り続けている。 意識をしていようがいまいが。 その穴がどこに向かっているのかを知っている人もいれば知らない人もいる。 何を探しているかわかっている人もいればわかっていない人もいる。 夢中になっている人もいれば、嫌々ながら掘り続…

沸点

99度と100度とでは1度しか変わらないのに、水は劇的な変化を遂げる。 昨日のブログで池に石を投げ入れることの意義と臨界点について考えた。http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111223 冒頭の沸点もその臨界点の一つである。 どんなに熱くとも辛くとも…

池に投げ入れる石

池に小さな小石を投げ入れる。 一見何の意味もないようなことも続けることでいつかは大きな変化を引き起こす。 その例え話である。 小さな石でも投げ入れ続けることでいつかは臨界点を超え、池から水が溢れ出る時が来る。 我々の日々の努力は小さくても悲観…

笑い飛ばす時

不運なことは続くようである。 信じられないようなことが次から次へと起こっている。 今も立ったまま満員状態の新幹線の中。 停車してもう一時間になる。 ここまでくると笑えるほど。 そうだ、 こういう時こそ、笑い飛ばすのだ。 人間が大きくなるような気が…

未完の大器

これな〜んだ? 正解! 全てみかんの皮でできている。 では、どうやって作られているのだろうか。 誰がこんなことを思いつくのだろう。 誰が思いついたことをここまで体系化したのだろう。 あたらしいみかんのむきかた 2作者: 岡田好弘,神谷圭介出版社/メー…

ルールの前提(ストレスの対処法3)

今日で4日連続のストレス談義になる。 自分の部屋も心の中も同じだと昨日のブログで締め括った。http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111219 片付けのルールを決めることが大事だと。 そのルールを決めるためには大原則が必要だ。ルールが適用されるゲームの…

散らかっている部屋(ストレスの対処法2)

昨日、一昨日とストレスについて考えてみた。 ストレスの正体 http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111217 ストレスの対処法 http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111218 ストレスは、ある意味、 「散らかっている部屋」と同じかもしれない。 入ってくる情報=モ…

ストレスの対処法

昨日のブログでストレスは受け入れれば自然と霧消していくと書いた。 http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111217 簡単なことではない。 しかし、 不可能なことでもない。 起こること全てに意味がある。 そう信じて、 何が起こったとしても、全てを肯定してい…

ストレスの正体

ストレスやフラストレーションの正体は、現状を否定することから起こることなのではないか。 今自分に起こっていることは・・・ 自分にふさわしくない。 なんで自分だけが・・・ 嫌だ、嫌だ、嫌だ! こんなにがんばっているのに・・・ ただただつらい・・・ …

流浪の旅人

「流浪の旅人」になりたいと思っていた頃があった。 家を持たず、永遠に旅を続ける人間に。 高校の頃だったか、大学時代だったかは覚えていない。 旅の途中で朽ち果ててもいいとさえ何となく思っていた。 別の夢もあったから特に意識をすることはなかったけ…

帰ってこれる場所

一昨日のブログで「コンフォートゾーン」について書いた。http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111213 心のコンフォートゾーンから出ることで心を鍛え、コンフォートゾーンを拡げることができると。 一方で、コンフォートゾーンをしっかり持っておくことも大切…

現代版 かさじぞう4

今日も風こそ冷たくも青空の澄み渡る暖かい一日だった。 現代版 かさじぞう http://d.hatena.ne.jp/norio373/20110109 現代版 かさじぞう2 http://d.hatena.ne.jp/norio373/20110127/1296135948 現代版 かさじぞう 3 完結編 http://d.hatena.ne.jp/norio37…

コンフォートゾーン

自分にとって心地よい空間を「コンフォートゾーン」と呼ぶ。 昨日のブログで実際の「行動範囲」を拡げるためにはまずは心の中の「コンフォートゾーン」から出なければならないと書いた。http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111212 自分ができること、慣れてい…

行動範囲

子供の頃の行動範囲は限られていた。 自宅を中心にあの角からこの角までというのが何となく決まっていたし、近所とは言え、友達同士でそこから出ることは怖くてできなかった。 小学生も中学年になると「近所」の領域はぐっと広がり、自転車に乗ってあちらこ…

他人のゲーム

自分の力を思うように発揮できない時は「他人のゲーム」を戦っていることが多い。 「他人のゲーム」とは、勝負どころはもちろんのこと、自分が得意としているやり方ができない、場合によるとルールさえもわからずに戦っているゲームのこと。 一番避けたいの…

皆既月食

今夜は11年振りの皆既月食が見られる日。 読売新聞からの抜粋だ。 月が地球の影に隠れる「皆既月食」が10日午後11時過ぎから観測できる。 国立天文台によると、月食は午後9時45分に始まり、11日午前1時18分に終わる。月が完全に隠れた状態は10…

第3の案

AかBかで迷ったら、Cという案がある。 これはどの世界を問わず有効な選択肢であることが多い。 同僚の一人からこんな質問を投げかけられた。 「こっちの服とあっちの服、どちらがいいと思う?」と彼女から尋ねられたらなんて答える? 「君はどちらがいい?」…

強すぎる個性

「強すぎる個性は邪魔をする」 あるドラマを見ていて一人の女優の演技がそのまま彼女のキャラなんだと気がついた。 適役であり、物語の流れにもうまく溶け込んでいたから問題はないのだけれど、ふと、他の役柄はしない方がいいのだろうなと思った。 それは演…

ルミナリエ

昨日は「街を飾る」というテーマでブログを書いた。http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111206 一つのお店、一人の店長のアイデアと行動で街が飾られるのは喜ばしいこと。 多くのお店、多くの店長、そして街全体が力を合わせて街を飾り付けるは尚一層素晴らし…

街を飾る

とある街角でこんなお店を見つけた。 パリではない。 シンガポールでもない。 答えは・・・ 広島駅前にある「珈琲館」。 お店の前に立ててある標識はそれほど珍しいものではないけれど、こういう遊び心を見つけると笑顔になるし、気持ちも幾分軽くなる。 店…

かめの努力

うさぎとかめの競走では、 うさぎはかめを見ていた。 かめはゴールだけを見ていた。 それが勝負の分かれ目だったという説がある。 うさぎが見ていたのはかめというライバル。競走相手を見ていた故に昼寝をしてもいいという判断になってしまった。 かめは競走…

圧倒的な努力

世間に名の知れた人たちは「圧倒的な努力」をしている。 それが表に出てこないだけ。 昨日のブログで「売る努力」について書いた。http://d.hatena.ne.jp/norio373/20111203 自分という存在も「商品」と考えるならば売る努力が必要であると。 自分を売るため…

売る努力

一昔前は、よい商品である限り自然に売れると信じられていた。 今は、よい商品が世の中に溢れかえっている。 だから、よい商品も「売る努力」が足りなければ売れることはない。 それだけ競争が激しくなってきているということ。勝負の分かれ目が先に進んだと…

負けを抱く

ノートに「抱負」という漢字を書くつもりで「豊富」と書いた。 すぐに間違いに気がつき、苦笑いをしつつ書き直した。 同時に疑問が浮かぶ。 「抱負」という前向きな言葉がどうして「負けを抱く」と書くのだろうと。 無意識に前向きな観念が「豊富」と結びつ…