うさぎとかめの競走では、
うさぎはかめを見ていた。
かめはゴールだけを見ていた。
それが勝負の分かれ目だったという説がある。
うさぎが見ていたのはかめというライバル。競走相手を見ていた故に昼寝をしてもいいという判断になってしまった。
かめは競走相手が自分より速いことをよく知っていた。相手のペースに巻き込まれることなく、あくまで自分のペースで目標(ゴール)に向かっていくことだけを考えた。
競争に勝つためにライバルの動きを見るのもいいけれど、自分は自分でしかあり得ない。
自分が目指すものを見つめて、一歩ずつしっかりと歩んでいくことが大きな力を生み出すことになる。
イチローの言葉を思い出す。http://d.hatena.ne.jp/norio373/20110225
圧倒的な努力とは、自分ができることをひたすら継続していくことに他ならない。
これにて「努力」についての3日連続講話終了。