今年の月一企画「今までに一度も買ったことのない雑誌を買ってみる」もいよいよ残り2回となる。
最後から2回目の今月号には"BiCYCLE CLUB"を選んでみた。
チャリンコ、チャリ、ママチャリ、じでんしゃ・・・
小さい頃から自転車は生活の一部であり続けた。
あまりにも身近過ぎて趣味や挑戦といった世界からかけ離れていただけに雑誌は非常に新鮮。
最近になってECOや健康ブームの一環として通勤に自転車という話をよく耳にする。趣味だからことお金と時間をかける人たちがいることは知識としては知っていたが、ページをめくると美しいまでに洗練された自転車の数々。そして、驚くほどの値段! いい自転車は10万円台というイメージだったのが、20万円台は普通、30万円、50万円もするものも珍しくない。いやぁ、失敬しました。
今月号の特集は表紙を見ての通り。
カスタムしたい「便利アイテム」にはどんなものががあるのだろうと興味津々でページをめくってみる。
すると・・・
バーテープ
ボトルケージ
パワーメーター
サイコン
????
一つずつ見ていくと謎は解けていった。
バーテープとはハンドルに巻くテープで滑り止めの役割だけでなく、様々なデザインのモノが出ていてファッション性も追求されている。ボトルケージは水分補給のためのボトルをホールドするもの。シングルとダブルの2種類があってこちらもシンプルで機能的なだけでなくデザイン性があってかっこいい。パワーメーターは、時間や距離はもちろんのことペダルから自転車に伝わる動力が記録され、トレーニングや競技でも使われるもののこと。サイコンとは「サイクルコンピュータ」の略称と判明。速度、走行距離、時間、心拍数、消費カロリー等も測定でき、PCで情報管理ができる。
ページをめくるスピードが速いのは他の雑誌と変わらないけれど、ページをめくる指が忙しないのは興味をそそられているから。記事に目を通しながら自分の生活と「もしこんな自転車があったらどうするだろうか?」「どこに行くだろうか?」「放りっぱなしにしないだろうか?」そんなことを考え始めている自分に気づく。
自分の身の回りにも思考が広がる。
「え、そんな遠いところまで行くの?」という会話をした高価でスピードが出そうな自転車に乗っている知り合いのことや近所にある高そうな自転車ばかり置いてあるお店でパンクの修理を断られたことを思い出す。
全く興味外だったことが少しずつ自分の中に入り始めている証拠。
あ、見つけた!
CROSS LINE
これなら5万円台。ちょっと現実的になってきたかも。
もうちょっとこの雑誌やWEBで調べてみたい。
知り合いに興味を伝え、いろいろ教えてもらったり、近所のお店に行って実物を見たり・・・
あ、既に気持ちでは"BiCYCLE CLUB"にもう入会したようなものかもしれない。
http://www.ei-publishing.co.jp/bicycle/club/
月一雑誌 バックナンバー
月一雑誌 ー一個人ー http://d.hatena.ne.jp/norio373/20121031
月一雑誌 ー山と渓谷ー http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120930
月一雑誌 −自遊人− http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120831
月一雑誌 −Safari− http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120731
月一雑誌 −きょうの料理− http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120630
月一雑誌 −鉄道ファン− http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120531
月一雑誌 −暮らしの手帖− http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120430
月一雑誌 −CARTA− http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120331
月一雑誌 −AUTOCAR JAPAN− http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120229
月一雑誌 −pen− http://d.hatena.ne.jp/norio373/20120131