2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

破茶滅茶くらいで

昨日のブログで今年のアカデミー作品賞を取った「エブエブ」こと"Everything Everywhere all at once"について書いた。https://norio373.hatenablog.com/entry/2023/08/30/220233 その破茶滅茶さ加減に圧倒されつつも深いところで流れているテーマに心揺さぶ…

Nothing matters.

"Nothing matters."(何も重要ではない) マルチバースとカンフーとファミリーとダイバーシティと税金がテーマの今年のアカデミー作品賞"Everything Everywhere all at once"を観た。 https://gaga.ne.jp/eeaao/ 噂には聞いていたがその破茶滅茶さは想像を超…

疲れの質

疲れにも質がある。 どろどろに疲れて、足取り重く、心苦しく、ちょっとやそっとでは回復しない疲れもあれば、 くたくたになってもなぜか爽快感があるときもある。 結局のところどんな心構えで取り組むか次第なのだ。 前向きに、未来志向で取り組めば、全て…

東京散策 ー高円寺ー

本場徳島を除いて最大の阿波踊りが4年ぶりに高円寺で開かれたニュースを聞いて、知らぬ間に足が高円寺に向かっていた。 JR高円寺駅からこんな調子。 駅南の商店街から東に向いて歩いていると・・・ この公園は・・・ 村上春樹の小説「1Q84」に登場する公園の…

今ある光を

電車の中のお気に入りの広告シリーズに目が吸い寄せられた。 今ある光を受け止めて。 毎日の中にある、小さな光に目を向けていますか。 その喜びや出逢いはきっと、 いつかの自分からの贈りもの。 これまでの歩みに、誇りを持つことができたなら、 これから…

空になる

昨日のブログでプラスとマイナスの間について考えた。https://norio373.hatenablog.com/entry/2023/08/25/234653 プラスとマイナスの間は0。 それは何もしないということではなく、 無であり、 空ということ。 浜田省吾の木霊という曲が心に沁みる。 永遠に …

プラスとマイナスの間

「◯◯さんは、ポジティブさんだからマイナス面は見ないんです。」 物事のプラス面しか見ない人がいる。 「◯◯さんは、口を開くとできてないことばかり指摘しますよね。」 物事のマイナス面しか見ない人もいる。 どちらも見た上で決めるという当たり前のことに…

地下水脈の潮流

第105回の夏の甲子園が幕を閉じた。 決勝戦は仙台育英と慶應の歴史的な一戦。 107年ぶりの優勝を決めた慶應には何か大きな力が働いていたのではないか。 長髪OKや野球を楽しむ姿勢等、これまでの高校野球の概念を変えるような、もっと言うと世の中の風潮や流…

効率の死角

いつの間にか世の中は「コスパ」とか「タイパ」とか、とかく効率ばかりが注目されるようになった。 費用対効果(コストパフォーマンス)、時間対効果(タイムパフォーマンス)という言葉さえもそれぞれ効率を意識してカタカナの省略形で使われるようになって…

みちくさ

浜田省吾の「みちくさ」という歌が身に沁みる。 リズミカルなポップ調の曲に軽めの歌詞なのに味わい深い。 https://www.uta-net.com/song/293498/ https://youtu.be/-bRRaRjVxik 「輝く小さな星は闇の中でしか見つからないよ」 闇も肯定するし、 「人生って…

東京散策 ー西荻窪・吉祥寺ー

西荻窪で降りて、お昼をここで食べて、 北上した。 都会の喧騒から離れて向かった先はここ。 善福寺公園 吉祥寺まで歩いて駅の改札口を抜けてプラットホームに上がると・・・ 大雨が降ってきた。 頭から足が生えてきた!

頭から足が生える

「頭から足が生える」 とは、我が家で流行っているちょっとした慣用句。 夕食を食べながら家族でこんな話をした。 地球温暖化の影響で「異常気象」と言われていた不安定で極端な気象現象が当たり前になってきている。 観測史上過去最高を連発する暑さが顕著…

民草の仕事

とある駅での一幕。 終電後の作業だと思っていたら電車の運行中に看板替えが行われていた。 プラットホームに電車が入ってくる時間帯だけに安全面は大丈夫なのだろうかと心配をしていたら、やたら時計を気にしていた作業員の一人が声を上げると全員が作業を…

美術館の人

美術館を訪問する度に思うことがある。 それぞれの展示室にいる係員の仕事は自分にはできないということ。 まず同じ場所にずっといなければならない。 次に静かにしていなければならない。 最後に生産性が問われない。 もちろん絵を守るのは決して簡単な仕事…

東京散策 ー清澄白河・深川・木場ー

急に思い立って前から訪ねたかった場所へ散策することにした。 お昼は深川めし。 あ、こんなところに! 今日のメインイベントはここ。 楽しく、刺激溢れる散策となった。

玉音放送

昨日に続いて、今日も終戦の日にちなんだトピックを取り上げたい。 1945年8月15日の正午に流れた玉音放送はその概要は知っていても詳しい内容についてはほとんど知らなかった。 「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び、」 その一節のみを繰り返し耳にして、つい…

戦争というもの

今日8月15日は終戦の日。 78年前の今日、玉音放送とともに日本人にとっての太平洋戦争が終わった。 「八月や六日九日十五日」 そのシンプルな句に唸ってしまう。 戦争というもの 作者:半藤 一利 PHP研究所 Amazon 心が麻痺する。 それが戦争。 肉親が死んで…

ガチャガチャの森

娘がガチャガチャにハマっている。 それに付き合っているうちにその奥の深さにハマりそうになる。 ガチャガチャの森を今もなお彷徨い続けている・・・

完全休養の罠

平日を全力疾走で走り抜け、休みの日も頭と身体をフル稼働させて遊び尽くす。 その反動で連休の数日を完全休養に充てる。 寝て、食べて、本を読んで、テレビや動画を観るを繰り返す。 しなければならないことは一切排除して、ぐうたらに徹する。 暫しの幸福…

クレービング

キッチンカウンターに置いてあったチキンラーメンを見て急に食べたくなった。 英語の表現に"I have a craving for ⚪︎⚪︎."がある。 "I have a craving for tacos. " "I have a craving for ramen."etc. 何かを食べたくなったときによく使う表現。 10年以上食…

近場探訪 ー三浦半島ー

2日目も青空でスタート! 美味しい朝御飯を平らげて、 最初に目指したのはこのパワースポット。 http://www12.plala.or.jp/hasirimizujinjya/ https://www.yokosuka-moa.jp https://kurihama.info/kankou/perrypark/ https://www.kanagawaparks.com/kurihama…

近場探訪 ー横須賀ー

2023年夏休みは近場の横須賀へ。 まずはこのツアーから。 ドブ板ストリート お昼はネイビーハンバーガーに海軍カレー、横須賀チーズケーキの名物3点セット! 「皇国の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ」 痺れた。 猿島へ 観音埼灯台を目指す。 今…

曝け出す

できない自分を隠そうとするからぎこちなくなる。 相手との空気が微妙な感じになる。 見栄を張るから距離が縮まらない。 できない自分は曝け出せばいい。 何を失おうが、問題はない。 それが自分自身なのだから。 背伸びをして身長を測る人はいない。 ズルを…

まだ見ぬピーク

高みを目指している限りピークは越えていない。 チャレンジを続けている限り、成長し続けている。 上り坂はしんどいけれど、その分身体中の筋肉も心肺機能も衰えることはない。 逆に下り坂は楽だけれど、身体への負荷が減って楽になったとたん、成長は止まる…

沈黙という贅沢

西荻窪にある"Fuzkue"というお店を訪ねた。 「本が読める店」がテーマの当該店は何にも邪魔されずに読書ができる空間が作られている。 そこには手で触れられそうな上品で静謐な時間が流れていた。 https://fuzkue.com 「罪と罰」を手にし、沈黙という贅沢を…

導かれるように

何かに導かれるように またここに辿り着いた。 何度目だろう。 それもまた何かの原因に起因するのだろう。 そして、またどこかの結果に繋がっていく。 何かに導かれるように ここに辿り着き、 何かに導かれるように 約束の地へ近づいている。 「原因」と「結…

結果に過ぎない

昨日のブログの最後をこんな風に締め括った。 追いかけるのは売上や利益ではない。 楽しいことを追いかけるのだ。 追いかけるものを間違えてはならない。 売上や利益は結果に過ぎないのだから。 https://norio373.hatenablog.com/entry/2023/08/04/214610 我…

追いかけるもの

「気付いたら売上が立ってて上場していた。楽しいことを追い続けた結果、利益がついてきて。稼ごうと思ったことは1回もない」 ZOZOTOWNの創業者である前澤友作氏の言葉である。 https://news.yahoo.co.jp/articles/7895a1605a98fed5900a36c3b874dc6aed5b6bbf…

With Corona 2023

電車に乗って席に座って前の席の列を眺めてみる。 8人中2人から3人がマスクをしていることが多い。 沿線や時間帯によって多少は異なるけれど、3ヶ月前に半分以上の人がマスクをしていたことを考えると大きく減少していることがわかる。 猛暑がそうさせている…

蝉の声

閑さや 岩にしみ入る 蝉の声 芭蕉の句が詠まれたのは山形県の立石寺(山寺)と言われている。 それから334年という年月を経て、東京という大都会でも蝉は元気よく鳴いている。 騒音と 酷暑に負けぬ 蝉の声 筆者