2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

透明感のある声

透明感のある声 手嶌葵さんの歌声を聞いてそう感じた。 スタジオジブリの「ゲド戦記」 主題歌 「テルーの唄」や「時の歌」を初めて聴いた時の印象だ。 なぜそう感じたかはわからない。 歌声がすーっと心の中に入ってきた。 しばらくの間滞在し、またふーっと…

理想のマッサージ屋さん

月一回は書こうと決めている「理想の◯◯」シリーズ。 今月は「マッサージ屋さん」を取り上げてみる。 アジア旅行をきっかけに時々マッサージに行くようになった。 シンガポールのダウンタウンでとあるマッサージ屋さんに立ち寄った時の話。 マッスース(マッ…

風であり、雲であった

昔はいろんなことがしたかった。 あれもしたい、これもしたい、ここに行きたい、あそこにも行きたい。やりたいこと、行きたいところが山ほどあった。 何か一つのことに縛られることが嫌で嫌でたまらなかったし、どこか一か所に落ち着くなんて逆立ちしたって…

恋愛の残骸

誰かに恋をしたとする。 その相手がTwitterやFacebookをしていたり、ブログを書いているのを発見したら、読んでみたくなるのが人情というもの。 一人でドキドキしながらPCのモニターやモバイルの小さな画面に目を凝らす。 息を飲む。 文明の利器を操作する…

チューンを合わせる

この世の中には無限のラジオ局がある。 しかし、我々に聞こえるのは自分でチューンを合わせたステーションの放送だけ。 自分で聴こうとする音しか我々は実質聞いていないのだ。 それが、 人生なのだという気がする。 どんな人生を送りたいのか。どんな生活を…

水の旅

水の子は旅をする♪ 海がママ 雲がパパ♪ 空を渡って地球のどこかに舞い降りる♪♪ で始まる元気な歌はNHKのEテレ、シャキーンの中に登場する「みずのたび」という歌だ。 http://www.nhk.or.jp/kids/program/shakiin_song01.html 聞いてるだけで笑顔がこぼれ…

ネット社会の洗礼

衝撃が走った。 今日の午後一番、職場にクレジットカード会社のセキュリティセンターから電話があり、私のクレジットカードが不正使用された疑いがあると告げられた。 担当者の声が震えているのが、電話越しにも伝わってくる。 その説明を聞きながら想像力が…

ありえない光景

ありえない光景を目にした。 え? と一瞬自分の目を疑った。 目を凝らしてよく見てみる。 目が変なのではない。 なぜ、誰も気にしていないのか。 いや、気づいていないのか? ここは東北地方ではない。 ましてや戦場でもない。 そうだ、向こう側のプラットフ…

ちょうどいい

すべてがあなたにちょうどいい。 今のあなたに今の夫がちょうどいい。 今のあなたに今の妻がちょうどいい。 今のあなたに今の子供がちょうどいい。 今のあなたに今の親がちょうどいい。 今のあなたに今の兄弟がちょうどいい。 今のあなたに今の友人がちょう…

根を下ろす

何かを成し遂げるためには、一か所に腰を落ち着けてがんばるということが不可欠だ。 それを言い表すのに「根を下ろす」という表現がある。 逆に根がついていない植物は簡単に抜けるし、生命力が弱い。雑草は抜いても抜いても生えてくるけれど、その理由の一…

根を腐らせる

室内のプラントを何度となく枯らし、最近になってようやく栽培のコツが掴めてきた。 ポイントは水を遣らないこと。 そう。今までの失敗で一番多かったのは水の遣り過ぎで根が腐ってしまうことだったのだ。 よかれと思い、水を遣り過ぎると根が吸収し切れず弱…

根を伸ばす

よく考えてみると、 何かができるようになる時は、少しずつできるようになるのではなく、ある日突然できるものだ。 しかし、本当はそうではなくて、ある日突然できるように見えるだけ。種を蒔き、水をやり続けてもしばらくは何の変化も起こらない。ように見…

宝探しができるお店

宝探しができるお店 と言っても、金銀財宝を探す怪しいお店ではない。 私にとっての宝探しができるお店とは・・・ ブックオフのこと。 普通の書店で見つけていいなと思っても買わずじまいになる本は結構ある。そんな書籍をブックオフで見つけた時はちょっと…

今日のつぶやき

おはようございます。梅雨空が広がっていますが、心は快晴です。今日もいい日にしましょう。 福島原発事故の影響で福島の子どもたちは外での活動は禁止され、室内にいることが強制されています。せめて夏休みは何の心配もなく思いきり子どもをやってもらおう…

明日は我が身

ギリシャで再び債務危機が緊迫の様相を呈している。 新たな財政緊縮策に抗議するデモ参加者が2万5000人に膨れ上がり、アテネ国会前広場で一部暴徒化し、警官と衝突。けが人が続出している。 首相が辞意を表明し、野党に大連立の提案を行ったとの報道が…

積読の名人

積読 つんどく とはよく言ったものだ。 改めて机やテーブルを見渡すとまだ読んでいない本が山積みされている。タイトルを拾っていくと読みたい本ばかり。当たり前だ。読みたいからこそ自分で買ってはいつでも手に取れるように身の回りに積み上げている。 少…

世界で一番短い往復書簡

「?」 「!」 昔読んだ豆知識をふと思い出した。 上記のやり取りは「世界で一番短い往復書簡」として世界的にも有名な話。 ビクトルユーゴーが「レ・ミゼラブル(ああ無情)」を書き、出版した時の売れ行きや反応を出版社に問い合わせた手紙が「?」で、そ…

今ここではない何処か

「今ここではない何処か」を仮定して物事を考えている自分に気づいた。 いまやらねばいつできる わしがわしがやらねばたれがやる http://d.hatena.ne.jp/norio373/20110528 自分ではそう言い聞かせていたつもりなのに、仕事仲間にそれを伝えている最中にふと…

体の重心を意識する

ロッテマリーンズのサブマリン渡辺投手が以前にアソシエというビジネス雑誌のインタビューで話していたことを思い出した。 「体の重心を意識するようになってピッチングがよくなった」 体の重心を意識するというのはただ単にバランスをとるということではな…

大震災から3ヶ月が経って

今日は6月11日。 東日本大震災が起こってちょうど3ヶ月が経つ。 日を重ねる毎にテレビや新聞で取り上げられる震災関連ニュースの量は減ってきている。しかし、復興のために本当に必要なのはニュースバリューが下がり始めるここからの報道とその姿勢だ。 …

生涯で最も美しい夕陽

昨日は有名な作家の「生涯で最も美しい星空」について、震災の日の星空について、テレビで聞いたままを書き残した。http://d.hatena.ne.jp/norio373/20110609 その話を聞きながら思ったことが二つある。 一つは満天の星空は、震災で亡くなられた人たちが天に…

生涯で最も美しい星空

昨夜のワールドビジネスサテライトの「スミスの本棚」というコーナーで伊集院静氏が「今思いを強くしていること」として震災のことを話されていた。 震災の日の夜 東北地方は異様なほど星がきれいだった ラジオの報道ではどんどん死者が増えていった その時 …

西洋の没落

「西洋の没落」とは、 ドイツの文化哲学者であり歴史学者でもあるオスヴァルト・シュペングラーの1918年、1922年の著書名だ。 その最後にシュペングラーは人類の未来を「経済が思想(宗教、政治)を支配した末、西洋文明は21世紀で亡びるのである…

アジアのHERO

ジェットリー主演のHero -英雄- という映画を遅まきながら観た。 癖のある映画の作り方ではあったが、かつて見たことのないすごいアクション、美しい衣装と美術が織り成す美しい画像と深いテーマが作品を秀作に仕立て上げていた。監督は只者ではない!(ワイ…

昭和の香り

昭和の香りがした。 あるホームセンターにてこんなものを見つけた。 昭和の応接室にあった灰皿だ。 その隣にはこんなものが並んでいる。 昭和の取調室に置かれていた灰皿。 21世紀の現代ではコントに使われるくらいだろうと思っていた。しかし、どうやら昭…

素敵な自慢

自慢はどんな形であろうが好まれるものではないと思っていた。 どうしてもしたくて、それが何らかの形で聞き手にとっても意味のあることと判断した時にのみ笑顔で「自慢してもいい?」とことわってから(返事を待たずに話を進めるから「尋ねてから」ではない…

ネット社会に仕掛けられた罠

「ネット社会に仕掛けられた罠」 昨日のブログの最後にその言葉を残し、その罠にかからないようファーストハンドエクスペリエンスを増やし、そこから学んでいこうと締めくくった。 仕掛けられた罠とは何なのか。 ネット社会を支える技術で最も重要と言っても…

ファーストハンドエクスペリエンス

ファーストハンドエクスペリエンスという表現を聞いたことがあるだろうか? 英語で"first-hand experience"というのは自分の直接体験のこと。 誰かの目や耳を通して得る情報ではなく、ましてや誰かの手によって加工された情報でもなく、自ら第一人者として体…

にらめっこする相手

にらめっこする相手は・・・ はじめは 「お母さん」だった。 次に 「友達」に変わり、 長いブランクを経て 「自分の子供」になった。 今では 「数字」がその相手。 「にーらめっこしましょ、笑うと負けよ、あっぷっぷ!」 吹き出してしまうような「数字」で…

言葉の無駄遣い

言葉の無駄遣いはやめよう。 レポートを書いたり、提案書をまとめようとする時は慎重に言葉を選ぶ。 しかし、会話になると無意識に大量の言葉を垂れ流してしまっていることがある。母国語である日本語は自由に操ることができるだけに深く考えることなく感じ…