一昨日のブログで「いい声を出す」ことの大切さを考えた。
いい声を、自分が出せる最高の声を出す方法について今日は改めて考えてみたい。
全てのことに通ずるけれど、
一番最初にすべきことは、
自ら最高の声を出すんだという意思を持つこと。
その前提条件が整ってこそ、実際にいい声を出すテクニックの話になる。
テクニックと言えるほどではないけれど、こうしたことに注意を払わないといい声は出せないであろうことを挙げてみる。
- 良い姿勢をとる
- お腹から声を出す(腹式呼吸をする)
- 顎を引き過ぎない(喉にスペースを作る)
- 遠くまで届かせることをイメージして声を出す
- 声を響かせる
- ゆったり感を持たせる(早口にならない)
- 滑舌よく話す
- 声を出している時の自分の顔の表情にも気を配る
- 自分の出している声をモニターする
- 間を置く
- 想いを声に乗せる・・・
これらは最高の声を出すための必要条件であり、十分条件とは言えない。
いや、そもそもいい声を出すこと自体が目的ではないことも意識しなければならない。
「声を出す」ということは「話す」ということであり、「話す」ということは相手に何かしら「自分の想いを伝えること」。
自分の想いの乗らない声はいい声には成り得ないし、
仮になったとしてもただ単にいい音、いい声に過ぎない。
それでも最高の声を出そうとする意思と実際に空気に乗って響くいい声は人々の耳を傾けさせ、澄ませ、和ませる。
明日、
自分にとって最高の声を出す日と決めて、
1日を過ごしてみようと思う。