アイデアが舞い降りてくる時がある。
舞い降りてきたアイデアは卵のようなもの。
未熟で可能性に満ちている。
無事に孵るように環境を整えたい。
「スリッパ踏んでる?」
妻からそう聞かれて思いを巡らしても心当たりはない。
その後、トイレに入って用を足そうとして座ったときに気がついた。
「あ、踏んでる」
思わず心の声が漏れた。
自分でも気がつかない間に誰かの心も踏んでいるかもしれない・・・
電車の中の出来事。
仕事関係と思われる男女2人組が階段を駆け降りてきて発車寸前の電車に飛び乗った。
ドアは情け容赦なく閉まり、1人は電車の中、もう1人はプラットホーム。
電車に乗った女性はプラットホームに残された上司と思われる男性を不安そうに見つめている。
開かないことをわかりつつもドアの取っ手部分に手をやり、開けようとする。
プラットホームに残された男性は「大丈夫、大丈夫」と思われる口ぶりと何らかのジェスチャーを送っている。
電車が発進すると取り残された女性は名残惜しそうに反対方向に歩いていく。
次の駅で降りるのかな。目的地の駅まで行くのだろうか。そもそも2人は連絡先は知っているのだろうか。携帯電話がない時代ならたいへんだったろうな・・・
1,2分の出来事にいろんな想いが駆け巡る。
自分の目的地に到着し、電車を降りるとこんなポスターが目に駆け込んできた。
時に失礼な発言や態度に出くわすことがある。
忍耐が試されるとき。
こちらの発言や態度が引き金になっている可能性を冷静に吟味しながら6秒待つ。
失礼に礼を持って接することで失礼さを乗り越えられる。
ちょっとだけ大きくなれる。
失礼な発言や態度に遭ったときは成長のチャンスだと思えばいい。
「明日朝日暮里に行くことになった」
LINEで家族のアカウントにそう送ったら、関西が長かった娘の回答が面白かった。
「朝日が暮れる里ってどこ?」
知らないって面白い。
気になって日暮里の謂れを調べてみた。
https://artplaza.geidai.ac.jp/sights/10869/#:~:text=日暮里という地名の由来,られたのだとか%E3%80%82
知るって面白い。
「好きなことをしているときより嫌なことをしていない状態の方が幸せを感じられるもんだよ」
ある人から聞いた言葉。
立ち止まって考えてみる。
したくないこと、嫌だと感じること・・・
そこに思いを馳せる。
その上で過去に遡って辛かった時代を思い出してみる。
それが名言であることに気づいた。