満身創痍のままで

スポーツ選手が満身創痍をおして試合に出る。

 

ベストを尽くす。

 

スポーツの世界では当たり前なことが普通の人には当て嵌まらない。

 

そう思いがちだけれど、実際は何も変わらない。

 

普通の人々も体調が悪くなることもあれば、怪我をすることもある。

 

むしろ、万全の体制なんてあり得ない。

 

休める時には休むけれど、ここ一番の時には休んでなんかいられない。

 

満身創痍のまま仕事に出掛け、ベストを尽くす。

 

誰もが一所懸命に生きている。

 

満身創痍のままで。