なんであの人はしてくれないんだろう、とか、忙しくてできないのかな、とか、プライオリティが低いのかな、とかいろいろ考えてしまうのは、誰かに何かを頼んだのに返信がないとき。
キャッチボールは投げて、受けて、投げ返すを繰り返す行為。
投げたボールが返って来ない理由は二つしかない。
相手方がキャッチできていないか、投げ返していないかのどちらか。
仕事上では投げ返してこない理由ばかりを妄想しがちだけれど、実は投げられたボールがうまくキャッチされていない可能性も高い。
実際のキャッチボールでは投げられたボールがキャッチされているか、落とされたかがお互いわかるから問題はない。
それが会話やメールやチャットのやり取りだとそう簡単にはいかない。
まるで透明のボールでキャッチボールをしているかのよう。どこにボールがあるかわからなくなるのも珍しくはない。
相手がキャッチしやすいところに投げることが大事だし、相手がちゃんとボールをキャッチしているかの確認も大切。
自分もまた相手が投げるボールをちゃんとキャッチできているか、確認作業を怠らず行いたい。