自由になるための技術

 

この本を読んで改めて勉強したくなった。

 

 

最近注目が高まっている「リベラルアーツ」は以前は大学2年次までに学ぶ「一般教養」と訳されることが多かった。

 

ここでは大激変の時代に強く生き抜くための常識としての「一般教養」というより自らが様々なものから「自由になるための手段」として位置付けで語られる。

 

もっと言うと、その手段は単なる手段ではなく、技術であり、芸術。それが文字通り「リベラルアーツ」ということ。

 

本書では混迷の時代の中で各界の著名人と山口氏が対談する形で人類の叡智を解き明かしていく。

 

面白いのはこれまで「一般教養」と訳されることの多かった「リベラルアーツ」が古典を含みつつも最新の研究結果や新発見とも組み合わさり、今までの生き方が通用しない世界で我々自身が自分らしく生きるために必要な、個人的な知識や技術になりうるということ。

 

まさに自由になるための技術であり、芸術と言える。

 

もっともっと学びたくなった。

 

自由になるために。