スピードを上げて疾走するのはスリル満点で興奮するけれど、ときには深く潜りたい。
何の話かと言うと他でもない仕事の話。
手慣れた業務はスピード重視でどんどん片付けていけばいい。
ある程度思考や判断が求められる仕事でも質と量のバランスを見ながらスピードを上げていけば、アドレナリンが放出されてゾーンに入れる。
それとは全く対照的に深い思考、多角的で重層的な検討が必要なときがある。
そんなときは時間をかけて、時々休憩を挟みながら、甘いものも摂りつつ、深く深く深く考えたい。
誰も、何も、存在し得ないほど深く潜って、底の底をさらうような、
そんな思考を練り上げる。
一つの形に纏め上げられるまで。