自分ならもっと上手く言えたのに、自分ならもっと注意を引くことができたのに、自分ならもっと違う角度から斬新なアイデアを出せていたのに・・・
自分の中に渦巻くモヤモヤが何なのかを分析してみると「自分ならもっと」というちょっとした嫉妬だった。
自分の中にはあまりない感情だと思っていただけに意外だったし、新鮮さとともに少し恥ずかしさを覚えた。
「まあ、いいじゃないか」とその人に華を持たせようと開き直ると気が楽になる。
「自分が自分が」と前に出ず、誰かに活躍のチャンスを与えてみる。機会を譲ってみる。
ちょっとした嫉妬が消えていくのが感じられる。
それでいい。
それがいい。